不動産よもやま話
としてシリーズ記事を書いてみようと思う。
そういえば、資産なしでぎりぎりの投資をする危険性シリーズも実は、完結していない。
そのうち書こうとは思っている。
このシリーズを書こうと思ったなかに、ちまたでよく言われていることが正しいとは言えないのではないか。裏を考えた方がいいのではないかということを考えていただくひとつのきっかけになってもらえればと思って書こうと思っている記事の案がいくつかある。
本やセミナーなどで言われていることを疑いもせず信じてしまっている人を多く見かける。しかしながら、自分が思うのはそれは違うのではというのも多い。
このことは、よく言われていることを否定するということが目的ではない。たしかにそういうこともあると思うが、見方によっては違うのではとか、ある条件がことなれば違うのではということも考える必要があるということをいいたい。
今回は、その系統の話である。
よく言われる音の問題。
音が響くので、木造物件はNGでRCでなければ、入居者に悪い。
レオパレスなどでは、隣のトイレのペーパーの音も聞こえるからあんな物件は・・・。
など、よく木造物件を否定して、RCなら音の問題がないのでRCを建てるべきだとかRCじゃなかったらだめだというような雰囲気の話がよくある。
もちろん、前提として、たとえばどちらの物件に住みたいですか?
という質問をすれば、ほとんどの人はRCがいいというだろう。
ただ、音の問題というのは、非常に個人差もあるし、慣れてしまえば線路の横でも問題なく住めるという人も多いのが事実です。線路脇のアパート、マンションに人が全然住んでいないなんてことは、(家賃が高すぎるとか設備がひどすぎる、建て替え予定などなければ)ないだろう。
また、うちは木造物件、軽量鉄骨、重量鉄骨、RCなどまんべんなく物件がある。
そして、意外なことに私の個人的な経験からいうと、音の問題のクレームはRCの物件や重量鉄骨の方が多い。
これは、自分の考察では
・音に敏感な入居者は、お金に余裕があればRCや重量鉄骨のマンションに住む
・RCや重量鉄骨のマンションでは静かで当たり前なので、相対的にそれほどうるさくない(木造物件ではクレームにならないレベル)としてもクレームを大家やうるさくしている入居者にいいたいと思う人が多い
・木造や軽量鉄骨に住んでいる人は、構造上、音がしても仕方がないと認識している人や音についてそれほど気にならない方が多いので、少しの音の問題ではクレームを言わない
のだと思う。
つまり、たとえば、木造アパートに住んでいてとなりの部屋の人が、普通の音でテレビを見ていても音が聞こえるのが当たり前で、逆にいえば自分のテレビの音なども聞こえるので、クレームは言いにくい。
この音量レベルを1〜10段階で5段階の音と仮定する。このレベルでは木造物件ではクレームにならない。(10がうるさいと仮定)
しかし、たとえば、同じ木造物件で隣でレベル7の音で、テレビを見ている人がいたとして、この同じ音量レベルでRCの物件で隣の人がテレビを見ていたとする。
RCなので、音は木造に比べ抑えられるので、音源ではうるさいが、レベル4くらいまで音量が落ちてRCの物件では音が聞こえるとする。
すると、この入居者は音に敏感なので、木造物件ではクレームにならないレベルの音だが、RCで静かなのが当たり前という気持ちで入居しているので、隣の人のテレビがうるさいと大家や管理会社などにクレームを言う。
こんな感じのイメージのことが、ときどき起きていると思います。
音の問題というのは、それを聞く人の感じ方の問題であり、またシチュエーションでも対応はことなります。
昼間にテレビをみてクレームにならない音量でも深夜の3時に同じ音でテレビを見ればもちろんクレームになりやすいです。
また、同じ音量などでも自分が好きな音楽なら気にならなくても、嫌いな音楽だったら気分を害してクレームを言いたくなるだろう。
たとえば、クラシックが好きで、ロックが嫌いな人の隣の人がロックを毎日聴いていたら嫌だろう。
また、RCや重量鉄骨の場合ですが、壁で仕切られた部分では、もちろん音は遮蔽効果がありますが、窓ガラスなどを経由して、窓ガラスから入ってくる音については、木造とたいして変わりません。
うちの重量鉄骨のマンションで、夏の夜にベランダで学生が騒いでいて、数部屋から苦情が来たことがありました。
こういう場合は、構造が木造でなくてもクレームになってしまいます。
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