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2005年11月26日

シノケンは誠意を見せている部分もあるが、怪しいところも

シノケン、今日ようやく全株売却完了しました。
どこまで下がるか心配でしたが、どうにか平均取得単価とほぼ同じくらいで売却できてよかったです。

今回の関連各社ではシノケンがもっとも誠意を見せて対応していますが、全額返金すると言っているが全額返金したわけではない。
果たしてこれから1、2ヶ月のうちに本当に契約を白紙に戻し全額支払えるのであろうか?

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シノケンの誠意というのはわかるのだが、シノケンの誠意を示していないように思う点がある。
それはなにかというと、シノケンの子会社に日商ハーモニーという会社がある。
この会社はもともとマンション分譲業者でヒューザーとかと同じような事業内容だった会社です。
上場を目指していたが、売り上げが右肩上がりという計画を達成できなくなり、上場が無理となった時点でシノケンが買収した会社です。
買収後は、物件の設計、建築、施工の部分はシノケンが担当して、販売のみを行うような会社になったようです。

日商ハーモニーのHP
マンション投資.com

昨年くらいだったでしょうか、この日商ハーモニーが販売を行っていた初台のマンション、フォルトゥナ代々木初台というマンションを見に行ったことがありました。
このときは、シノケンが施主であるという印象はあまり受けずに、てっきり日商ハーモニーが売主でかつ販売会社だと思っていました。
実際は、どうやら施主はシノケンだったようです。
それで、このフォルトゥナ代々木初台が今回の姉歯の絡んだ物件で、改修ですまそうと思っている物件のようです。

シノケンのHPのIR情報には下記のような記載をしています。

以下シノケンHPより

平成17年11月22日 第一次調査完了のご報告


平成17年11月17日に国土交通省より“偽造の疑いがある”との発表の件について、当社が独自に、該当する“4棟”について第三者専門機関へと調査を依頼した結果、下記のとおり報告が出ましたので、これをもって第一次調査が完了したことをご報告致します。また、独自の内部調査で判明した残り4棟の調査も継続して行っておりますので、結果が判明次第追ってご報告申し上げます。



1. 物件名
物件名 住所 調査結果
初台2丁目
マンション 渋谷区初台
2-13-3 震度5強程度の中地震想定において、建物の部分的崩壊または損傷につながる可能性あり。
芝大門2丁目
マンション 港区芝大門
2-11-9 震度5強程度の中地震想定において、建物崩壊につながる可能性あり。


2. 今後の対応
当社は入居者の皆様の安全を第一に考え、マンション販売会社または管理会社を通じて入居者の皆様に対し転居要請をかけるとともに、強度の確認を行ったうえで、今後の対応を決定したいと考えております。
『初台2丁目マンション』につきましては、補修工事で安全が維持できると検査機関により判断される可能性があります。この場合、平成17年11月20日にリリース致しました『最悪のケース』を想定した買戻し及び再建築費に係る支出が、2億2千万円程度減額される見込みとなります。


ここまでシノケンのHPより

このように、初台マンションとかいてフォルトゥナ代々木初台というマンション名を隠して?いたり、販売に絡んだ子会社の日商ハーモニーについては一切触れていません。
また、日商ハーモニーのHPであるマンション投資.comでも今回の姉歯の偽装の件は、ひところたりとも記載がありません。

販売会社なのですから、この件についてなにか記載をする責任があると思われます。
ところが、日商ハーモニーに電話してなんで記載がないのかと聞いてみたら、シノケンですべて対応してますから載せてませんとのこと。
シノケンと資本関係がないとかならまだしも、日商ハーモニーは完全子会社です。

日商ハーモニーの会社概要
社長はシノケンと同じく篠原社長です。
会社も同じビル内にあります。
販売者の責任として、日商ハーモニーのHPにも今回の件は記載があって当然です。
発生当日ならまだしも、すでに発覚して何日経っているでしょうか?
販売会社としての責任も示してほしいものですね。

この記事へのコメント
こんにちは
私も売却できました
50万の損失でした(半分ですんでよかった)
出来高1万株でしたね
世の中にはこの逆境をチャンスと見て
買いに来る投資家がいらっしゃるのですね
この買いが成功するのか失敗するのかは
別として その姿勢は見習いたいです

この事件で一番引っかかるのが
「設計を検査する機関が なぜ姉歯の偽造を見抜けなかったのか」です
偽造する人がいたって
それを見つけて処罰する機関があれば問題なんて起こらないと思うんですが・・・・
検査機関に検査能力が無いならば
検査機関の存在意義ってあるのでしょうか?
Posted by tsuru at 2005年11月26日 13:16
tsuru様

検査機関の存在意義は今回の事件で薄れてきましたね。
今後大きな見直しがされることでしょう。
Posted by 三代目大家マサ at 2005年11月29日 00:51
はじめまして!
シノケン また東京港区東麻布で偽造物件発覚しましたね。新築の。これまでも今年竣工の自社で設計施工物件でしたが。

なんかおかしいですね。東京進出時だからコントロールできなかったってイイワケでしたが、最近竣工の設計施工物件で続出してるじゃないですか! マスコミもヒュ−ザーばかりで、なぜシノケンについてあまり報道しないのでしょう?
Posted by どろろん at 2005年12月01日 10:54
なぜシノケンの報道が少ないのかわかりませんが(他の個性が強いキャラクターに救われているのでしょう)、親会社シノケン以下、日商ハーモニーも違法行為が日常的に行われている会社であることをご承知ください。シノケンブランドでもはやマンションが売れないと見るや、シノケングループの都内各所の建設予定地各所を同郷の未来図建設という得体のしれない業者に公示内容を勝手に変更しました。この未来図建設も東京商工リサーチによればあのSG通商の関連企業です。彼ら一味は都内有数の文教地区を安物ペンシル投資マンションという産業廃棄物の山にするつもりのようです。いずれにせよ、もはや安普請の原価調達は望めませんから、必然的に分譲価格も値上げせざるをえず、ワンルーム投資というシノケングループのビジネススキームは近い将来破綻するでしょう。粗雑な建築で不当な利益を上げる業者が付け入る隙を、ワンルーム投資家及び転売業者が与えてしまっていることをあなた達は認識すべきです。今回の偽造問題は正直、こういう劣悪なビル建設に喜んで投資するあなた達も同罪なんだと思う。
今回の事件で金も食われるかもしれないが、何よりも酷く食い物にされているのは、我々の暮らす都市空間なのだということに皆気付いてほしい。


Posted by 住民 at 2005年12月20日 23:52
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Tracked: 2005-11-26 17:35

耐震強度の偽装問題
Excerpt: 今回の姉歯の偽装問題では多くの関係者に被害が生じています。投資家の立場から、安心して不動産に投資できる環境が整うことを望みます。同時に、自分を守るための知恵をつけることが必要だと感じました。
Weblog: アマチュア投資家の活動記録
Tracked: 2005-11-27 18:34
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